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アオザイを作ったら・・・ |
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素材選びから、スタートです。一般に白のアオザイは高校生が制服にしています。そのため、模様や刺繍などが施されたアオザイは、若い女性が着用し地味な色を既婚者が求めるそうです。
話はそれますがホーチミン市の朝夕の女子高生の通学は一見の価値ありです。
えーっと素材はシルクが最上で、中でも中国シルクが質、価格とも高いです。
ベトナムシルクもありますが現地の人気はイマイチでした。 |
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採寸 なんと言ってもアオザイの真骨頂は体にフィットして少し透けるのがポイント。ベトナム女性のスレンダーな肢体にピッタリです。まず、 アオザイの似合う体型になってから採寸しましょう。体の数ヶ所を念入りに採寸します。首回りに始まり、B・W・Hは勿論腕回りに裄丈、股上股下と採寸しまくります。息を止めてもダメ |
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カッティング 採寸が終わると数個のパーツにカッティングされます。もちろん柄や刺繍を壊さずに手早く工程が進みます。特別に見せていただいていますので観光で行かれて買うから見せてと言っても無理かも知れません。しかし交渉もまた楽しいものです。 |
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縫製 縫製は、ミシン一筋何十年の職人が来るかと思えば、同じお姉さんが素早くやっていました。本当は分業になっているはずです。 後ろに作業場がありましたから、当然のお話。 今回取材の協力店紹介 ダィ・ナン ホーチミン市1区マッティブィ通 96 |
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完成 特急料金を支払うと当日仕上げも出来るそうですが、今回は翌日仕上げの注文で完成。ホーチミンの女性代表でトゥイ嬢に着ていただきました。スレンダーな肢体に小顔の美少女です。風の便りに結婚したそうな残念です。現地に行って私も買いたいという人に参考までに 生地 シルク 価格 日本円換算 3000円位 |
熱帯魚専門誌アクアライフ掲載と他誌への持込企画がベトナム取材の発端だった。ここ東南アジアは熱帯魚業界の養殖では1大産地として有名だ。しかしベトナムは共産圏いまだ情報が少ないのが当時の状況だった。私の後輩にトミーなるベトナム生まれの人物がいたのも幸いして実現したのでした。 関空経由でホーチミンについて最初にする事が現地の魚事情だ。 その国の魚を知るには市場に行くのが1番だ。ホーチミン市は北の首都ハノイに対し商業の中心で旧名のサイゴンとしても有名。近年のベトナムブームで女性に人気が高いんです。500万の胃袋を支える市場へ突撃だーい。雑多と混乱が同居したような市場には雑貨から洋服、生活用品までなんでも並んでいた。 1番奥に目指す魚や鳥や獣のブースがあった。 どう考えてもベトナムには生息しているのが疑問な大型魚が鎮座していた。パーチの仲間らしき魚「おばちゃん!これどこで取れたの?」もちろんベトナム語が堪能なトミーに通訳して聞いています。「海に決まってんだろ!」多分こんな感じでした。名はカーチェムだそうだ。白身で美味らしい。他に特に目立つのがスネークヘッド(雷魚)の多さだった。活魚でレッドスネークヘッドが泳いでいるのは圧巻か飼育者だったら複雑ですね。 |
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他の店でもカーチェムを売っているので 「これはどこで獲れた。」 同じ質問をしてみると「河にきまってんだろ。」なんだそれ!何件か聞いて見ると海だ!河だ!と言いたい放題。結局だれも知らないのでありました。 ナイフフィッシュはキレイに身を剥がされ、これが売れ筋商品だそうだ。 日本の図鑑にもよく紹介されるキノボリウオの異名を持つアナバスが夕飯に人気が高いとのこと。鰯やシマアジに似た魚など日本とはやっぱり違うのだ。明日からがんばると決意してホテルに向かう取材班2名だった。ちなみに自費で行きました世の中不景気だからしょうがない。 物価が安いのが、せめてもの慰めにはなるのであった。デラックスツインが1泊3000円位だ。 |
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市場で魚を見て今回の目的ベトナムでワイルド個体の捕獲の実現に大きく前進した取材班2名の次の目的地は釣堀である。 オイオイ!河や沼で採集するんじゃないのって。確実に魚の写真がゲットできる場所を探すのがプロの仕事なのだ。決して逃げているのではない。 突っ込みはその位で入場料5000ドンを支払い(40円位)釣り座に座る屋根もついていい感じ。竿は持ち込み可能、私は日本からルアー持参したので試す事にした。チマキに粟をまぜたエサを使用する(15円位)こんなもので釣れんのかよー!数分後、隣のオジサンが80cmのカイアンらしき魚を釣った。パンガシウスの仲間だろうか カイアンより大きい個体も釣り上げられた。 取材のことなどスッカリ忘れ釣りに没頭する。ルアーは禁止でしたが、ここは高級な釣堀なので4人が座れるテーブルで食事もできます。釣った魚を調理してもよし、生け簀の中から自分で選んでも結構と、こんなシステムです。現地でしか食べれないものを食するのが旅の醍醐味、今回はオスフロのフライに雷魚の鍋を賞味いたしました。フライにすると味がみんな一緒になるのはなぜ。かたわらのお嬢さんがパンを針につけてオスフロ釣り上げた。どうして、パンで釣れるのベトナムの奥深さを感じずにはおれなかった。私は水面を泳ぐデルゲモニーの採集に力を尽くしたのである。私の釣果にはふれない。触れられくないのである。心にまた1つ傷ができてしまった。リベンジを誓うのです。 |
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若い人は知らないかもベトナムは戦争してたのアメリカと、その激戦地クーチに採集旅行を敢行することにした。ホテルはホーチミンの中心地で交通の便は良い。目的地のクーチまでは車だと慢性的渋滞の市内をでるのに時間がかかるためバイクで移動した。ホンダのカブが庶民の夢のマイカーだそうだ。人気、台数とも他を圧倒している。国道を北上し農道から脇道に入った途端、田園風景が拡がる。これがベトナムの原風景だろう。 |
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魚いないか、どこにいる。田んぼの用水路にはタヌキモの黄色い花が咲き地元の少年が釣り糸を垂れていた「なにか、釣れたか?」魚篭を見るとアナバスが3匹入っている。晩ご飯のおかずにするそうだ。市場で見たとおりポピュラーな魚なのね感心感心。今回はアクアライフ掲載予定のため水温やPH値も調べる念の入れ様だ |
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網で水路を掬うとクローキンググーラミィが入った。感動ものです海外初ゲットです。チョー嬉しい。ひとしきり採集して場所変更、バイクの後ろの私は用水路の水草を発見。運転手トミーの首をしめバイクから降りた。 ここで見つけた(写真上)のがブリクサ・ヴェトナムです。日本に持ち帰り水槽育成した数本、なぜか商業ベースに乗っているのは今は昔のお話です。 もし育成している人、こんな経緯であなたの水槽にあるのですよ。参考までに。 |
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やはり御座なりの観光スポットでは見られないものを見るには現地に精通した人がいるのが1番だ。ベトナム乾季の水路のフンサーと呼ばれる漁法で小魚をゲットの取材。行き当たりばったりでの採集でもキンセンラスボラやデルモゲニーなどゲットし、ゴビーやバルブなども採集。ワイルド物は発色が良いのには驚かされた。取材班はメコンデルタめざし突き進むのであります。しかし、ガイドがいないは、魚は知らないはの探魚行。まだまだ続きます。 |
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ベトナムは南北に細長く私の旅した場所はほんの少し。まだまだ奥が深く興味ある国と思います。この取材はトミーはじめ多くの人の助けで実現しましたが、HPご覧の皆様の参考のなったら嬉しいです。 熱帯魚に限らずグルメや雑貨を求めて多くの日本人が出掛けています。あなたも探検しませんか?面白いですよ。最後にベトナムの熱帯魚ショップをご覧ください。 このコーナーのご意見お聞かせください。 コラムのリクエストも待っています。 |
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